食を考える

今日は雨ですが気温が高くないのでとっても過ごし易いですね~☆

7月7日七夕さまです・・・☆ 天の川は増水していませんかね(^・^)

 

先日、大谷さんのブログでも紹介があったようににぎやかな料理教室!?が結いクッキングで開催されました。

そして何がプチ講師かというと、その料理講習の一部で『本みりんとみりん風調味料の違いについて』

で突如お呼びがかかり、プチ講師としてお招きいただきました。

 

そこで『本みりんとみりん風調味料の違いについて』ご紹介します

 

そもそも本来の「みりん」の原料は、もち米、米麹、本格焼酎のみ。

蒸したもち米と米麹を焼酎といっしょに仕込み、搾って、長期間の醸造熟成を経た後に、みりんになります。アルコール度数は14度前後。

したがって、本みりんは長期間熟成することにより糖化し、まろやかで深い甘みが特徴です。

一方、みりん風調味料は水あめブドウ糖などの糖類にグルタミン酸、化学調味料アミノ酸液香料等を混ぜ合わせたもの。アルコール度数は1%未満です。

「みりん風調味料」は、酒税の対象になりません。製造コストがそれほどかからず、本みりんよりも低価格で流通しています。

みりんの効果を最大限に料理に生かすためにも、まずは本物の、おいしいみりんを使用してください。 一口飲んで、おいしいと感じるみりんであれば間違いありません。

 

ではここで『みりんの効果』をご紹介します

◇照り・つやを出す

◇こく・うまみを引き出す

◇香り・マスキング(臭いを包み込む)

◇煮くずれ防止

◇上品でまろやかな甘み

 

ガンピーではもちろん本みりんをお勧めいたします。

◇角谷文治郎商店の『三河みりん』

◇白扇酒造の『福来純三年熟成本みりん』

◇味の一醸造の『味の母』

◇タカラの『本みりん』

 

あなたのご家庭にあったみりんをお選びください。

食を考える(農と日本文化)

稲垣 に投稿

野菜工場

今日 「野菜工場」をマスコミがとりあげてました

多分 野菜の高騰がきっかけになっての話題づくりだと思います

 

コンピューター制御で養液栽培・・・室温23℃で年中維持

光は可視光線で植物は育つ・・・電灯の光で栽培可能

年間20毛作・・・土耕であればハウスで葉物で7毛作 3倍の効率

日本の省エネ技術は世界一・・・電気代が節約可能

台風が多い日本で需要はある・・・天候に左右されない

狭い土地でも野菜作れます・・・ビルの中で栽培可能

どこでも地産地消・・・都会でも可能です

無菌栽培だから安全性は一番・・・洗わなくても食べれます

等々

 

すごい!! いい事ばかり並んでました

 

日本の農家の平均年齢は65歳だそうです

食料自給率は40%を切っています

 

若い農業の担い手と日本の食糧自給率アップの為に

期待されているというお話でした

 

「食」は文化です

日本は農耕民族

田んぼがあり 山があり 田舎がある

棚田を荒らさないように 必死で田んぼを守る人たちがいる

本当に野菜工場を わざわざ つくる価値があるのでしょうか

 

「農」は生態系を育む営みです

虫が 蛙が 蜘蛛が てんとう虫が

生活を営んでます

こうのとりを復活させる為に 必死でたんぼを守る人たちがいる 

本当に野菜工場を わざわざ つくる価値があるのでしょうか

 

日本の「食文化」は「発酵の文化」です

味噌 醤油 お酒 酢・・・すべて農産物

菌を生かした発酵技術の匠の技

わざわざ 「無菌で安全です」と子供たちに教える

必要性があるのでしょうか

 

幸い 今はJAS認定のオーガニックでは

「水耕栽培の野菜」は認定されません

当然 無機なので有機ではないからです

 

どの「野菜」を食べても同じ味

いつでも どこでも 

「旬の新鮮野菜」を「地産地消で」

その代償が

「日本の田園風景」が荒れ放題

 

「アグリビジネス」と「日本文化」

本質を見極める必要があると 感じました

 

命をつなぐ為に

 

これからも こだわりをもって「食」を考えるスーパーであり続けます

 

青果プランナー 稲垣

お子様の大好きな加工肉!

お買い物の時に、裏面をご覧に成ったことがありますか?

 

食を考える(原料表示)

野勢 に投稿

ここ最近よく目に付くのが、調味料を手に取り裏の原料表示を難しそうな表情で見ている方が多く見受けられるようになりました。

 

原料表示にはその商品を製造するときに使った原料が(量目の多い順に)載っています。

ここでちょっと比べてみましょう

     

正金醤油                    ヒガシマル醤油

 

この原料表示は『醤油』です

本来醤油は『大豆・小麦・塩』だけで造られます・・・

しかし、現状は『脱脂加工大豆・小麦たんぱく・ぶどう糖・アルコール』

などから出来ているものがほとんどです。

ではなぜ同じ醤油がここまで違う原料なのか?

一言で言うと『製造コスト』の違いです。

丸大豆よりも油を取り除いた脱脂加工大豆の方が安いですし

1~2年かけて造るよりも半年で造った方が安くつきます・・・

本来、醤油の旨味・香りは長い醸造期間によって、大豆と小麦から生まれます

小麦からはぶどう糖ができ醤油に甘みを加え、大豆からはアミノ酸ができ旨味を加えます麹菌や乳酸菌、酵母による複雑な発酵過程を経て醤油本来の味に仕上がります。

やはり、低コストがもたらす味よりも、自然のもたらす味の方が『深み』のある醤油だと私は考えます。

 

ではどのように判断をすればよいのか?

添加物のことに詳しく『食品の裏側』の著者として有名な、安部司先生のお言葉で、『原料表示を見て自分の台所に存在しないものが1つでも少ない物を選びなさい』でした。

まだまだこのような低コスト調味料が大半を占めているのが現状です、しかしその中でも正金醤油さんのように昔ながらの製造方法で伝統と味を守っている方がいらっしゃいます、私たちはこのような方の想いを皆さんに伝えていければとおもいます。

 

まずは、原料表示を見ることからはじめてみませんか?

  これからも、こだわりを持って食を考えるスーパーでりつづけます

 

 

   ガンピー穀物倉庫店長 野勢 

食を考える(地産地消)

仙人 に投稿

本当は自分の家で作ったものが最高の食べ物なのに、

  田舎の人は、町(都会)の人が作った物が良いと思う方が多くありました。

    ・・・・・が・・・しかし・・・!

 

このところ、本質を考える方が多くなったように思う。

 

 大きな会社が作った物は良いもの・・小さな会社の作った物は悪い物。

  かっこいいデザインから素朴なデザインのものへ・・・・

 

 

色々な経験を重ねて、本当はそうでないのでは?

 

昨年秋から、農家の産直市場を開設した。

 規格はバラバラ・(品質は良いが)

  見た目もあまり良くない!

 

でも異変が起きている、

 

お客様の動向をみていると・・・・・

先ず、農家の産直市場を見られて、買い物をされる。

そこで良いものが無ければ、穀物倉庫の青果売り場で買い物をされる。

見た目、きれいな物が並んでいるのに。

 

1年前には考えられなかった事が起きている・・・

でも、私としてとても嬉しい。

 

本質が分かる方がこれからもドンドン増えて行ってほしい。

 

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