プチ講師 『本みりんとみりん風調味料の違いについて』
2011/5/29
先日、大谷さんのブログでも紹介があったようににぎやかな料理教室!?が結いクッキングで開催されました。
そして何がプチ講師かというと、その料理講習の一部で『本みりんとみりん風調味料の違いについて』
で突如お呼びがかかり、プチ講師としてお招きいただきました。
そこで『本みりんとみりん風調味料の違いについて』ご紹介します
そもそも本来の「みりん」の原料は、もち米、米麹、本格焼酎のみ。
蒸したもち米と米麹を焼酎といっしょに仕込み、搾って、長期間の醸造熟成を経た後に、みりんになります。アルコール度数は14度前後。
したがって、本みりんは長期間熟成することにより糖化し、まろやかで深い甘みが特徴です。
一方、みりん風調味料は水あめやブドウ糖などの糖類にグルタミン酸、化学調味料やアミノ酸液香料等を混ぜ合わせたもの。アルコール度数は1%未満です。
「みりん風調味料」は、酒税の対象になりません。製造コストがそれほどかからず、本みりんよりも低価格で流通しています。
みりんの効果を最大限に料理に生かすためにも、まずは本物の、おいしいみりんを使用してください。 一口飲んで、おいしいと感じるみりんであれば間違いありません。
ではここで『みりんの効果』をご紹介します
◇照り・つやを出す
◇こく・うまみを引き出す
◇香り・マスキング(臭いを包み込む)
◇煮くずれ防止
◇上品でまろやかな甘み
ガンピーではもちろん本みりんをお勧めいたします。
◇角谷文治郎商店の『三河みりん』
◇白扇酒造の『福来純三年熟成本みりん』
◇味の一醸造の『味の母』
◇タカラの『本みりん』
あなたのご家庭にあったみりんをお選びください。