知って得するまゆ先生のお話「忘年会シーズン到来!腎臓と膀胱を労り、年末を乗り切る」
12月20日に開催された食と健康講座「忘年会シーズン到来!腎臓と膀胱を労り、年末を乗り切る」の講師、坂本まゆみ先生によるレポートです。
講座概要
- 先天の気は「腎」に宿る!後天の気は「脾」に宿る!
- 暴飲暴食を「食べる順番と食べ合わせ」で予防する!
- 腎臓は超働き者!小さくても『肝腎要』の臓器なのです!
- 臓器に容姿の似た食べ物が、その臓器を労わる!腎臓には色形共に似た○○○!
- 容姿が似た○○○も、深刻な腎臓病には逆効果である!
- 腰痛の85%は原因が分かっていないのです!
- 女性の腰の部分には女性特有の臓器が集まる!『温める工夫を!』
- 忘年会の時期!〆に食べると良いのは〇〇おにぎり・麺類は○○
お客様の感想
- 大変勉強になり、いつも楽しみにしています。
- 毎回勉強をさせて頂いてありがとうございます。
- すごく勉強好きになりました。
- 色んな内容が聴けて良かったです!
- いつも分かりやすい講座でありがたいです!!
- 冷え性なのでとても勉強になりました。
- 腎臓を温める食材を摂って行きたいと思います。
- お話は大変参考になりました。説得力のある講座でした。
- とても勉強になり、今日からすぐに実行させて頂きます。次回も愉しみにしています。
- 良いお話を聴かせて頂き、ありがとうございました。
- 腰痛は年のせいだと思わず、頑張ります。
- こんにゃく湿布も教わり、勉強になりました。
- 腎臓について気を付けること、食べ物が分かり良かったです!
- 大変良いお話を聴きました。色々と勉強になりました。ありがとうございます!
まとめ
冬という季節は、寒さという環境からカラダも人もぎゅっと固まりやすく、物事は集中しやすい季節です。特に体の中でも下の方に位置する臓器「腎臓・膀胱・生殖器」は冬に活動が活発となり、負担のかかりやすい臓器です。これらの臓器を元気に保つ秘訣は「カラダを温めること」今回は、外から温める方法として「こんにゃく湿布」を実演、体験して頂きました。食べ物を選び、温める工夫をすることが冬を快適に過ごす要(かなめ)となります。
『肝腎要:かんじんかなめ』
腎臓は握りこぶし大の小さな臓器ですが、その働きは多岐に渡り、臓器の中で、肝臓と共に「肝腎要の臓器」と呼ばれております。要:かなめとは、扇の骨を綴じるため、その末端に小さい穴をあけてはめ入れる釘のことです。扇の「要」は「かにめ」とも「かのめ」とも言います。「かにめ」とは蟹目と書き、丸い釘の出たような形が蟹の目に似ているところから、そう呼ばれています。扇は、綴じてある「要」の部分が壊れたら、ダメになってしまうので、『要=最も大切な部分』のことをさすのです。
『先天の気は腎に宿る』
先天の気とは、生まれ持った生命力、生命の気エネルギーのことです。 先天の気は、腎臓に蓄えられており都度使われていき、後から補充はできないとされていますので、体力や免疫力が低下している時は、後天の気が宿るとされる「脾」をいたわり胃腸を立て直す、つまり「食べ物」をコントロールして体力をつけてゆくことが大切なのです。
東洋医学では、容姿が似た食べ物は、その臓器を労ると言われており、腎臓はその色と形から「小豆」が腎機能を改善すると言われています。小豆にはビタミンB1や、溶血作用や洗浄効果があるサポニンが含まれているので、腎臓の炎症を抑えてくれ、腎臓の働きを整え体液バランスを整えてくれるのです。私の推奨するシンプリーディング(シンプル+リーディング:導く)では、医療に携わる看護師という視点とマクロビオティックの視点から、セルフケアを中心に、「今から誰でもすぐできることを分かりやすく」お伝えしています。