国産牛って?
2009/10/19
売場にあるお肉のラベルにはよく、
国内産和牛○○スライス とか、国産牛○○スライスとか 表示されていますよね。
でも、和牛はだいだいわかるけど、国産牛ってなに?
和牛が国産牛って思っている人もいるのではないですか?
和牛というのは、但馬牛などでおなじみの「黒毛和牛」のほか「褐毛和牛」「日本短角種」「無角和牛」の4種類をいいます。
この中でも「黒毛和牛」が一番肉質もよく、たいてい和牛といえば黒毛和牛を言います。
では、国産牛ってなに?
国産牛というのは、和牛以外の国内で育てられた牛です。
(答えになっていない・・・・影の声)
国産牛には2種類あって、ひとつは「ホルスタイン」
皆さんご存知の「乳牛」です。
ホルスタインのオスは乳を出さないので、去勢されて肉用として飼育され店頭に並びます。味はもともとが「乳牛」なので和牛とはぜんぜん違います。
もうひとつが「交雑種」
聞きなれない言葉ですが、この牛は「和牛」と「乳牛」の掛け合わせです。
こちらは「和牛」の血統も入っているので「ホルスタイン」よりも美味しいお肉になります。
他のお店はしりませんが、ガンピーで国産牛と表示してあるお肉はすべてこの「交雑種」です。
ですから、価格の割りに美味しいお肉をお届けできていると思っています。
もし、他のお店のお肉はどうなのか興味のある方は、ラベルの個体識別番号を
「家畜改良センター」を検索してそこのトレサビリティーサービスで検索してみてください。
その牛が「和牛」か「交雑種」か「ホルスタイン」かがわかりますよ。