愛情たっぷりですよ!!
今回は、『日高町さんしょうみそ』でご存知の
マロニエ加工グループさんの加工所へお邪魔しました
加工所に入るとまず出迎えてくれたのは
そう、山椒の香りです。なんとも言えないいい香りが鼻を通ります
私が入った時にはすでに作業が始まっており
3箇所で作業が同時進行で進んでいました
1つは胡麻と山椒を炒る作業
山椒は大きなボールに中盛りほど・・・
しかしこの山椒が問題で、山へ採りに行き10kgほど採った山椒からごみを取る作業がものすごく大変で、夜なべをして取ってらっしゃるそうです。
そして大変な苦労で山椒のごみ取が終わると、何と!!最後にはたったの2kgほどしか残らないそうです。気の遠くなる作業ですね。
もう1箇所は炒った胡麻と山椒をミキサーにかける作業
最後の1箇所は
大~~~きな鍋にベースになる日高みそを入れて煮込んでいきます、酒やみりん、砂糖、そして山椒を順番に入れていきます
その間も焦がすことの無いように、常に大~~きな木ベラでかき混ぜていきます
この作業が何と1時間もの時間続きます
段々煮詰まってくるとこのおみそが飛び跳ねて火傷もしょっちゅうするそうです
中身はみそですので結構重たいみたいです
最後に胡麻を入れて完成です。
作業の途中に小坂さんからお話をお伺いすることが出来ました
はじめの写真は今から、8年前に頂いた賞状で
何と、農林水産省総合食料局長から頂いたもので
しかも、全国から選ばれた食生活推進コンクールで受賞したものです
この賞状も事情があり今まで日の目を見ず今日に至るそうです
今回私が取材に行くと伝えた時から「やっと日の目を見る時がきた」
っと思い加工所までわざわざ持ってきていただきました。
今まで色々な苦難があり大変なことも乗り越え今のマロニエ加工グループが
あるのです、当初からはメンバーも変わらず同じメンバーで続いています。
最後に小坂さんが
『私たちは人から見たら割に合わない仕事をしてるように見えるかもしれないけど、この私たちが造ったさんしょうみそをうれしそうに買ってくれる人がおる、このさんしょうみそやないとアカンって言ってくれる人がおる。
だから私たちは昔から造り方を変えず、添加物にも頼らず、ただ皆がおいしいって言ってもらえる物を造り続けたいと思っている』と熱い想いをお聞きしました
是非この熱い思いのこもった『マロニエ加工グループのさんしょうみそ』を1度食べてください、きっとお気に召すと思います。
これからも、こだわりを持って食を考えるスーパーでありつづけるよう頑張ります
ガンピー穀物倉庫店長 野勢