きあげ

発売以来、多くのお客様にお買上げいただいています。

「きあげ」ってなあに?

但馬の「食文化」を伝えたい思いから・・・

『生(なま)醤油』でもなく『生(き)醤油』でもなく『生揚げ』なんです。
きっと醤油生産者と身近な人か、かなりの醤油通か、運がある方でしょう。『きあげ』とは、もろみを搾ったままの醤油のことです。『きあげ』をろ過をしたら『生(なま)醤油』となり、『きあげ』に火を入れたら一般的な醤油となります。
『きあげ』にしかない幻の風味があります。“ろ過”をしていないので、大豆や小麦の微量成分が醤油の中に残って、より旨味が強くて味わい深い醤油となります。そして“火入れ”をしていないので、ばらけた荒削りな風味がします。
“ろ過”も“火入れ”もしていない醤油を温かいところに置いておくと菌が増殖して、風味が劣化していきます。(体に害はありません)つまり、発酵が進むことなんですね。5℃以下で保存してください。
『きあげ』に手を加えて商品化する食品メーカーが一般的です。

家で使う時にお気に入りの使い方は、焼き料理。特にお肉や魚を『きあげ』でギュッと焼くと食材の美味しさを引き出しつつ、まとまりのいい風味にしあげてくれます。
お肉をしばらく付けておくと柔らかくなるという話も耳にします。
機会があればこの希少な醤油でひと味違う風味をお楽しみください。

 

小豆島には沢山の醤油蔵があります。一般的には市販はされていません。醤油蔵に訪ねないと手に入れることができない『きあげ』但馬でもガンピーでしか販売しておりません。特別に、ガンピーオリジナルで販売しております。