皆さん知っていましたか?

筑前煮や、おでんなど和食に欠かせない食材、こんにゃく。

私は、こんにゃくを使用する前は、必ず下ゆでしていましたが・・・・・

あく抜きに下ゆでが必要・・・?

あるデータによると毎回している「51%」、料理によって「20%」

時間があれば「7%」、していない「22%」です。

下ゆでするのは、こんにゃくのえぐみを抜くため・・・?

現在の製造工程は、

1、こんにゃくいもを裁断し乾燥させて粉にする。

2、 粉を水にかき混ぜ練りあわせる。

3, 凝固剤を入れ加熱して、固める。

凝固剤はかって、木や、わらを燃やした灰を水に溶かして

布でこした「灰汁(あく)」をを使っていた。

でも、固めても日持ちしないため、現在は水酸化カルシウムの

水溶液を使うケースが多く、こんにゃくいもを加工した粉に約5%

の割合で混ぜられているとか・・・・・

原料のえぐみは、製造段階でほぼ抜けていて

調理前に下ゆでするのは、こんにゃく内の水分をとばし、

ぬめりやにおいのある水酸化カルシウムを抜くため

だそうです。

「あく抜き不要」とあるこんにゃくは、通常のこんにゃくに比べ

凝固剤の割合が低いそうです。

下ゆでしていないこんにゃくは、、こんにゃくの表面しか味がつかない。

下ゆですると、味が中までしみやすくなり、食感がよくなる。

こんにゃくが少量なら、下ゆでの代わりに、塩でよくもんで

水にさらして、ざるにあげるだけでもいいそうです。

こんにゃくを作って食べるのは、日本だけだそうですよ。

独特の食感を大切に・・・・・していきたいですね。