皆さん知っていましたか?
2010/02/11(木)
筑前煮や、おでんなど和食に欠かせない食材、こんにゃく。
私は、こんにゃくを使用する前は、必ず下ゆでしていましたが・・・・・
あく抜きに下ゆでが必要・・・?
あるデータによると毎回している「51%」、料理によって「20%」
時間があれば「7%」、していない「22%」です。
下ゆでするのは、こんにゃくのえぐみを抜くため・・・?
現在の製造工程は、
1、こんにゃくいもを裁断し乾燥させて粉にする。
2、 粉を水にかき混ぜ練りあわせる。
3, 凝固剤を入れ加熱して、固める。
凝固剤はかって、木や、わらを燃やした灰を水に溶かして
布でこした「灰汁(あく)」をを使っていた。
でも、固めても日持ちしないため、現在は水酸化カルシウムの
水溶液を使うケースが多く、こんにゃくいもを加工した粉に約5%
の割合で混ぜられているとか・・・・・
原料のえぐみは、製造段階でほぼ抜けていて
調理前に下ゆでするのは、こんにゃく内の水分をとばし、
ぬめりやにおいのある水酸化カルシウムを抜くため
だそうです。
「あく抜き不要」とあるこんにゃくは、通常のこんにゃくに比べ
凝固剤の割合が低いそうです。
下ゆでしていないこんにゃくは、、こんにゃくの表面しか味がつかない。
下ゆですると、味が中までしみやすくなり、食感がよくなる。
こんにゃくが少量なら、下ゆでの代わりに、塩でよくもんで
水にさらして、ざるにあげるだけでもいいそうです。
こんにゃくを作って食べるのは、日本だけだそうですよ。
独特の食感を大切に・・・・・していきたいですね。