午後になると必ずお母さんがしている作業があります。小さいケースに腰掛けて、新聞紙を広げた上に水の入ったボールを置いて・・・
そうなんです、ごぼうのささがきを作っているのです。それも、手際よく、どんどん出来上がるのです。そして、どれも大きさが揃ってます。
すごい!ごちそうを作っている!っという感じが伝わってきます。
こうして、前日にきんぴらごぼうの準備が始まるのです。機械で切ったごぼうでないのが、美味しさの秘密です。
それでは、きくゑお母さんが伝えたい伝統の味「きんぴらごぼう」の作り方です。
材料(4人前)
ごぼう大 | 1本 |
人参 | 小1本 |
糸こんにゃく | 1/2袋 |
サラダ油 | 少々 |
酒 | 〃 |
みりん | 〃 |
出し汁 | 〃 |
ごま油 | 好みで少々 |
砂糖 | 大さじ1 |
しょうゆ | 大さじ1.5 |
けずりぶし | ひとつかみ |
いりごま | 少々 |
作り方
- ごぼうはタワシで洗いささがきにします。注) ごぼうの皮に香りがあるので皮をむかないでね。
- ごぼうは5~10分くらい水に浸します。注)長くつけると香りがなくなりますよ。
- 油を少なめに入れて炒め始めます。炒める材料すべて入れます。
- ごぼうがしんなりしてきたら、酒を入れ1分くらい炒めてから調味料を入れます。
- 最初に入れるのは、砂糖、次にだし汁、しょうゆ、みりんを入れて、汁がなくなるまで炒め、最後にかつおを入れて完成です。盛り付けたらごまをふりかけましょう。
※ 私が横で見ていると、お酒とみりんはザーッと入れておられたようですよ。お母さんはすべての調味料を目分量で入れられますので、何度も調整して好きな味に仕上げてくださいね。
私はそれがおふくろの味だと思います。 ごぼうは食物繊維の代表といわれ、便秘や婦人病予防に効果があるそうですよ。又、大腸ガンを防ぐ働きもあるそうです。