農家の出すべき「答え」

農業者が知るべき「知恵」と「技術」

私は、ガンピーに入社する以前は温泉町で
JAS認定の「有機栽培」の専業農家でした。
耕作面積は、約1ha(内45a雨除け施設栽培)
兵庫県有機農業研究会がNPO法人として立ち上げ時には、
検査員としても携わっていました。

今回、浅漬の漬物で「O157」のコトが新聞で
連日報道されています。
「何が安全で何が危険」なのか
「牛糞堆肥からの指摘(紛れ込む)」が取り上げられている。

現在の「食」の安全も「農」の安全も
「滅菌」が主流になり、
「化学薬品」により「殺菌」することが「安全」とされている。

「日本の食文化」も「欧州の食文化」も「発酵の食文化」
「O157」も3%の塩分濃度では死滅しない。

だから、
「塩素」で消毒する。=安心・安全
「塩素」や「農薬の土壌消毒」が
本当に、安心・安全なのか・・・

乳酸菌で発酵させる「ぬか漬け」は
水素イオン指数がPH3.5程度と酸性が強く
殺菌の増殖を抑える。

人それぞれの、価値観が多用する中
一概に、「安心、安全」を唱えることができない時代
それ相応の「知識」と「知恵」が必要になります。

私が、「有機農家時代」に
経験し、確信したのは
「有機物を発酵させる技術」と「PHをコントロールする技術」

コレには、「木酢液」を使いこなす。
現在の農業者は、「水素イオンのコントロール」の「知恵」が
必要になってきていると感じました。

JAS法では「土壌改良」のみに使用可です。

神鍋白炭工房の「木酢液」は
高純度のモノもあります。
農業用のモノもあります。

但馬の農家は、「知恵」があると言われたい。